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【スタディーノ】小1でも簡単!うきうきロボットプログラミング購入レビュー

つぶやき
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この記事では実際に「アーテック うきうきロボットプログラミング」を使用して感じた内容を記載しています。
・子供にプログラミングを学んで欲しい
・どんなプログラミング教材がよいか迷っている
・アーテック(ArTec) ってあまり聞いたことないけど、どうなの?
と、いうような方の参考になれば幸いです。

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アーテック 書籍付うきうきロボットプログラミングセット

小学1年になる息子が誕生日に欲しいと名指しで推してきたので、それならばとプレゼントしてみました。

我が家で購入したのは、書籍つきのセットになります。

こちらのセットは、サンプルプログラムの作成に必要なブロックと稼働用のパーツ(サーボモーターや各種センサー類)などが一式揃っているものです。

書籍付きと書籍なしのものがありますが、なぜかAmazonでは書籍付きの方が安かったので好都合でした。

アーテックってどんなもの作ってるの?

実際、アーテックなる社名を聞いた事のない方も多いかも知れません。
我が家では以前からアーテックのブロックを持っていて、息子が幼稚園年少の頃からいまなお現役で活躍中であります。

こちらのブロックなかなか特殊でして、タテ・ヨコに加え、ナナメ方向にも組み合わせることができ、アイデア次第で様々なオブジェクトを作る事が可能です。

教育関係に注力されている会社

アーテックブロックはイマジネーションを掻き立ててくれる逸品なのですが、アーテックさんは主に学校・教育関連の教材や知育玩具などを手掛けている会社なんですね。

「創造力」を刺激して引き出してくれる魅力的な商品が多いと感じます。

プログラミング教材も充実

そんなアーテックさんはプログラミング事業にも進出されていて、多くのプログラミング教材や関連書籍、教室の開催などを手掛けておられます。
そうしたことから、モノづくりやプログラミング技術における一定以上のノウハウ・実績を持っていると言えます。

なので、教材として安心して使っていけるのではないかと思います。

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セット内容

書籍つきセット

うちで購入したのは、「書籍つき うきうきロボットプログラミング」セットになります。

書籍のついてないセットもありますが、Amazonでは書籍なしが高いというアベコベな値段設定でしたので、ありがたく書籍付きの安い方を選びました。

まずは内容物の確認

写真のようにかわいいキャラの載ったテキストが同梱されています。

こちらの本のなかで紹介されているプログラムは、付属のブロックと制御パーツの構成で一通り作成することが出来るようになっています。
※後半に少し複雑なプログラムも載っていて、そちらは追加のパーツが必要なものもあります

スタディーノがベース

写真が雑で申し訳ないですが、真ん中に見える灰色の基盤部品が「スタディーノ」と呼ばれる制御装置になります。
USB接続端子、電池ボックスやその他のコントロール部品を接続するたのコネクタが配置されており、この基板にプログラムを流し込んでロボットを動かしていきます。

スタディーノはアルディーノ(Arduino)の互換基板

少し補足いたしますが、スタディーノはアーテックさんがロボプログラミング教育用途にカスタマイズしたもので、元々はアルディーノと呼ばれる小型のマイコンボードがベースとなっています。
難しいことは省略しますが、要は自分で作ったプログラムを組み込んで様々な動作(文字通り様々です)を行わせることができる小型ハードウェアなのです。

パソコンは必要です

セット内容には含まれませんが、プログラムを作って動かすためにはPCが必要です!
スタディーノを動かすためには、ブロックプログラミングというソフト(後述します)を使ってプログラムを作成し、そのプログラムをスタディーノ本体へ転送する必要があります。
このソフト自体もPC上で動くために、ある程度PC操作に慣れている必要があります。

作成したプログラムをテストする際やスタディーノへ転送するためにPCとUSBケーブルをつなぐ必要があります。接続用のUSBケーブルが付属していますが長さはそれほどありません。デスクトップPCのように背面や上部にUSBポートがあるようなタイプだと場所が限られてしまい動作確認に都合が悪いので、ノートPCの方が作業に適しています。

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使ってみた感想

思ったより簡単

タイトルにもありますが、小1の息子でも簡単に作成して動かすことが出来ました。
アーテックブロックに慣れていた点もありますが、基本的にテキストの内容通りにブロックを組み合わせ、サンプル通りプログラムを作成しただけです。

注意が必要な点としては、
制御用のパーツ(サーボモーター等)の可動部分へ無理に負荷を与えないこと
スタディーノ基板に接続するコネクタの取り付け
です。とくに基板へのコネクタ取り付けは、慣れないうちは保護者の方が行った方がいいと思います。

おススメは書籍付き

簡単とはいえ、やはりテキストがあればこそです。
ソフトウェアのダウンロードからブロックの組立、サンプルプログラムまで分かりやすく解説してあるので、これがないと最初はどこから手を付けていいか分からないと思います。

もしこれからプログラミングを始めようと思っている場合は、書籍付きの方を強烈におススメします。

想像以上に楽しい

最初のサンプルプログラムの「自動ドア」を組み立てたところ

子供にとってブロックを組み立てる作業だけでも楽しいものです。

そして、それを動かすためのプログラミング環境もとてもよく出来ています。

スタディーノのプログラミング環境


この中で使用するブロックプログラミングは「Scratch」というビジュアルプログラミング環境がベースになっています。

最近では小学校のプログラミング授業などで取り入れているところもあるようなので、聞いた事があるかもしれませんが、子供向けのプログラミング学習の定番になりつつあるといってもいいこのScratchがもとになっているので、少しでも触ったことがある方ならすんなりと入っていけると思います。

実際のプログラミング画面

Scratchを触ったり見たことがある人ならすぐに分かると思いますが、ほぼ同じです。

左側にあるブロックパーツを組み合わせて、条件分岐やループ処理などを構築していきます。
息子はScratchも多少かじっていたので、すぐに慣れました。

※ロボット操作に特化した内容になっているので、ブロックパーツはある程度限定的なものになっています

また、書籍の中でソフトの使い方も含めてきちんと解説があるのでまず問題ありません。

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よい点/よくない点

よかった点

  • このセットだけで一通りの動かし方が理解できる
  • サンプルが充実しているので飽きにくい
  • テキストの解説が分かりやすい

よくなかった点

  • 値段が少々高め(もう少し下がってくれると比較的手が出しやすいかなと、、)
  • アイコンプログラミングの解説は載ってない
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作例

サンプル1:自動ドア

ドアの上部にある赤外線センサーとボタンによってオープンし、自動で閉じます。

上の動画の内部プログラム

サンプル2:赤外線ゲーム

テレビのリモコンの赤外線をセンサーにあてると右手のバーが倒れます。

たったこれだけのプログラムで動いてます

サンプル3:ピカピカLEDマシン

こちらはシンプルに赤色LEDがピカピカするだけのもの。
マシンとは言い難いですけど、、、

明滅のタイミングを変えたり明るさを変えることも出来ます

※サンプルが増えたら作例に追加していきます

不明な点などあればコメントやメッセージを頂ければ、わかる範囲で回答・サポートいたします

もっと複雑なロボットプログラミングにチャレンジしたい方は、下記のロボティストシリーズなどもおススメです。

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