herstory

【Steam版】『Her Story』|攻略(ネタバレあり)

herstory
スポンサーリンク

古くて新しいタイプのアドベンチャー『Her Story』を攻略!

フルムービー追加しました。

ゲーム概要

  • 物語の主人公である ”彼女” が巻き込まれたある事件を、彼女の証言をもとに解き明かすことが目的のアドベンチャーゲーム。
  • 彼女は行方不明になった夫に関して警察から事情聴取を受けており、都合7回にわたるその聴取の内容はすべてビデオに撮影されている。
  • この映像記録(クリップ)は細切れの状態で警察のデータベース上に保存されているが、ファイル名もタグも付与されておらず、任意の順番で参照することができない。
  • 映像内にちりばめられた語彙を検索することでデータにアクセスが可能となる。

アナログっぽさがウリ

ゲーム概要にある通り、映像記録(クリップ)は見たい順番で見ることができない。

そのため、彼女の証言した内容を推測しながらヒントとなるワードを検索することが真の目的なのだが、そのプロセスが実にアナログ。

検索ワードを一語一語検索欄に入力していかなければならず、しかもその語句が検索にヒットしても内部的に割当てられているDB No.の若番から5件分までしか表示されず、6件目以降にはアクセスができない(検索にヒットした数は検索履歴の括弧内に表示される)。

狙った映像を見るためにはさらにワードを追加するか語句をしぼって検索する必要がある。

スポンサーリンク

単純ながら奥深い

一見して単純そうに見えるシステムだが、すべてのクリップ映像を閲覧しようと思うと難易度はグッとあがる。

上述のように検索ヒットした映像すべてにアクセスできるわけではないので、6件目以降のデータを見ようとすると少し頭をひねらないといけない。

まさに宝箱(DB)をあけるためのキー(鍵)ワードを探すための思考ゲームであり、ここに楽しみを見出せるかどうかでこのゲームの評価が分かれる。

ただし時間制限はないので、じっくり時間をかけて推察することができる。

期待通りの映像記録にあたった時の高揚感もまたこのゲームの楽しみの一つ。

スポンサーリンク

中盤以降の見せ所がカギ

ゲーム開始直後は、以下の画像のような古いWindowsのデスクトップを思わせる画面から唐突に始まる。

プレイヤーはこの状態から次のアクションを探っていかなければならないが、現代人なら誰でも検索の仕方はわかっていると思うので、とりあえず次のアクションは”検索“ボタンを押すことだと判る。

検索欄に”殺人”とだけ入力されている

検索を実行するとデータベースへアクセスを行い、結果が以下の画像のように表示される。
※未視聴のクリップには黄色の目のマーカが表示される

“殺人”をキーワードに検索した結果

また過去の検索ワード履歴も残っており、”検索” ボタンの右にある時計マークのついたボタンを押すとこれまで検索した語句とそのヒット件数が表示される。

上で述べたように6件以上ヒットしてもそれらの映像は見ることができず、ヒット件数だけがわかる仕組み。

この作業を繰り返し彼女の身に起きた事件を追体験していくのだが、ある程度までくるとどうしても検索にひっかからないようなクリップがでてくる。

そこから先の攻略が結構難しい。

スポンサーリンク

『Her Story』|完全攻略(ネタバレ)

エンディングについて

このゲーム、検索の仕方によってはある程度の段階で謎の大部分が分かってしまう。

そのため核心部分が明らかになった時点で終了シークエンスが発生するようになっている模様。

自分は初回プレイ時70%ほどDBをオープンした時点で、「Chit Chat」という謎の吹き出しが現れそれをクリックした際に上司らしき人物から、捜査を終わるかどうかメッセージが来た。
※このタイミングがいつなのか明確でない(恐らく重要なクリップにフラグがあるのだと思われる)

このときに「YES」を選択することでエンディングへと進む。

エンディングを見た後でも再度続きからプレイが可能。

2つの救済措置

のっけから突き放した感のあるこのゲームだが、実は救済の裏技(?)が2つ用意されている。

ゲーム開始時点では、上記のように検索した結果の6件目以降のクリップは表示されないのだが、あるコマンドを入力することでこの検索結果件数を増やすことができるというもの。

※ただし、これらのコマンドが使用できる条件はエンディングを見た後となる

ADMIN_UNLOCK

また、もうひとつは『どうしても検索ワードが思い浮かばないが、なんとか新しい映像を見つけたい!』というわがままな欲求をみたすコマンド。

ADMIN_RANDOM

これら2つのコマンドを駆使すればかなりの未視聴クリップを見つけ出すことが出来るはず。

いずれも検索欄に入力して実行すれば使用可能。

ただし、前者のコマンドは一度入力するとそれ以降ずっと適用されるため要注意!(※ネタバレになるので内容は非表示、見たい人だけ見てください)

スポンサーリンク

『Her Story』|実績一覧(一部ネタバレ)

【Steam版】『Her Story』実績一覧と解除方法です

探偵助手50%以上のデータベースへのアクセスを完了した
探偵75%以上のデータベースへのアクセスを完了した
名探偵データベースを全て閲覧した
映し出された真実サラはパソコンを閉じ、道を歩き始めた
いちかばちかランダムアクセス機能を利用しました
管理者権限検索機能のロックを解除しました
伝統的バラードはどう?取調室で歌うことになるとは思わなかったわ
自己の証明ってやつかしら蛇とリンゴよ、わかるでしょ?
ロマンチックだった二度目のキスだけど、初めてのときみたいだった…
ハッピーエンド どう?ラプンツェルについて 話しすぎちゃったわね
フェンネルって食べたことある?サイモンとの料理番組ごっこは楽しかった
特に話すことがあるわけじゃないけどコーヒー染みって取れないのよね…
引き分け人生に勝ち負けはないんだ
スポンサーリンク

『Her Story』|スクリプト一覧(ネタバレ)

これ以降は彼女が語った衝撃の発言内容を取り調べ日時(時系列)に沿ってすべて紹介。

完全ネタバレなので閲覧注意!
※検索に詰まってしまった方やすでに全部を知っている方のみ参照ください
※スマホ等で閲覧の際は縦画面では見づらいので横向き推奨

動画で見る

No.時刻長さスクリプト
00119:17:030:07『ブラックコーヒーで。”甘さ”は十分足りてるから。』
00219:17:130:20『名前はハナよ。H-A-N-N-A-H。
前から書いても 後ろから書いてもスペルが同じになるの。
左右対称ではないから鏡に映しちゃうと…って関係ない話よね。
ハナ・スミス。グラッドストーン・ストリートに住んでるわ。』
00319:17:360:19『サイモン・スミスよ。アーンスト・ブラザーズっていう
ガラス会社に勤めていて鏡とか窓の装飾といった
アーティスティックな仕事を担当しているわ。』
00419:17:590:16『携帯電話?ええ…仕事用に1台持っているわ。
番号は覚えてないけど。充電器につながれてキッチンに置いてあった。』
00519:18:190:27『身長は180センチくらいで 髪はダークブロンド。
ヒゲは生やしてない。赤毛が生えるからすぐに剃っちゃうの。
赤毛が悪いってわけじゃないけど。
言われた通り 写真を持ってきたわ。
去年の休暇でローマに行った時の写真よ。』
00619:18:510:37『タトゥーは入れてないわ。お腹からお尻にかけて傷はあるけど。
ガラスで切ったの。随分前のことだけど。
この写真と違うのはメガネをかけてることくらい。
写真を撮るときは外すけど。新聞を読むときとか
レストランのメニューを見るときは必要になるの。
本はあまり読まないけど。テレビを見るのは好きね。』
00719:19:310:27『彼は…青いタートルネックのシャツを着て ジーンズをはいていたわ。
それと素敵な腕時計をしてる。上司のエリックからもらったの。
あとダッフルコートも着てるはず。家の中に見当たらなかったから。』
00819:20:020:42『金曜の夜に口論をして彼が出てったの。
土曜の午後はエリックを手伝うことになっていたんだけど
彼が来ないってエリックが電話で言ってて…
「ザ・ロック」ていう地元の店に金曜の夜に来たらしいんだけど
今朝になってもまだ帰ってこなくて 暗くなってきてもまだ帰らないから
こうして警察に来たの。彼の両親の元にも連絡はないわ。』
00919:20:470:16『「ザ・ロック」はピーターとスーザンという感じの
いいカップルが経営してて サイモンは常連だった。
たまにヘレンっていう娘も働いてる。サイモンはあの日も
何杯か飲んだらしいわ。』
01019:21:080:12『彼はヘレンに口論のことを話したみたい。
ヘレンがそう言ってたわ。彼 ブロンドの女が好きなのよ。』
01119:21:240:11『夫婦によくある類の口論よ。特別なものじゃないわ。
距離が近いだけに言葉もきつくなるの。』
01219:21:380:12『確かに…口論はしたけど いつもなら必ず彼は戻ってきて
最後には仲直りしてたわ。』
01319:21:540:07『長いわ。17歳で結婚したから。』
01419:22:040:10『幼なじみの恋? そうね… あなたは結婚してるの?』
01519:22:180:11『自殺? 絶対にありえない。
彼が自分で自分を傷つけるなんて考えられないわ。』
01619:22:330:17『ドラッグなんてやらないわ。パブで少しお酒を飲むだけ。
私も一緒に行くことだってある。ワインが好きで…
でも問題を起こしたことはなかった。』
01719:22:530:17『車はキャバリエに乗ってるわ。あとエリックから
仕事用に借りてるバンもある。2台とも駐車したままよ。
バンの鍵も多分家にあるはず。』
01819:23:140:11『いいえ 特に変わった様子はなかった。
ストレスをためてる様子もなかったし。』
01919:23:290:10『それが必要だというならね。
来る時は電話して。家にいるようにするから。』
02019:23:420:33『大きな財布を持ってるわ。多分本革だと思う。
名刺とかレシートなんかが一杯入ってていつもお尻の
ポケットに入れてる。腰を痛めたのはきっとそのせいね。
あの日も持っていったはずよ。普段はポケットから出してるけど
どこにも見当たらないから。』
02119:24:180:15『ええ 財布に入ってるはず。銀色のVisaカードよ。
彼は現金で払うのが好きなんだけどエリックに説得されて
持つようになったの。』
02219:24:360:12『ええ そうね。お金の支払い関係はすべて私がやってるから
みつけられると思うわ。ここに連絡させればいい?』
02319:24:520:17『アムストラッドのパソコンがあるわ。
プリンターも一応持っていて サイモンは時々ゲームをやってる。
塔に上ってお姫様を救うようなやつよ。』
02419:25:130:24『彼は日記は書かないわね。私はちっちゃい時から書き続けてるけど
思ってることを言葉にすることで1日を整理できるというか…
一歩引いた視点で自分を見れる気がするの。』
02519:25:410:18『サイモンは失踪したり 自暴自棄になるようなひとじゃないわ。
だから何かに巻き込まれたか 事故にあったんだと思う。
それで… この後は?』
02619:26:030:11『ありがとう。どうかサイモンを見つけて 彼を愛してるの。』

動画で見る

No.時刻長さスクリプト
02713:34:590:03『紅茶をいただける?』
02813:35:060:10『仕事は休んでるわ。最近はとにかく待つだけ。
警察や… 夫からの連絡を。』
02913:35:190:13『アザ? いえ 大したことないわ。椅子の上でバランスを
崩してぶつけたの。痛かったのは確かだけど。』
03013:35:360:07『ダグとエレノアも とても心配しているわ。
気の毒なくらいに。』
03113:35:470:11『エリックは彼のよき理解者で 一緒に会議に出かけていったり
することもある。奥さんのダイアンには会った?』
03213:36:010:14『ダイアンは本当にいい人。エリックの会社をいろいろと
手伝っていて。可愛い子供が2人いるの。すごくお世話になってるわ。』
03313:36:190:04『わかったわ。できる限り思い出してみる。』
03413:36:260:07『ええ。口論の後に彼は出てった。8時くらいだったと思う。』
03513:36:360:07『私の誕生日で 些細なことだったんだけど…』
03613:36:470:11『ええ でも… プライベートなことだし
口論の詳細については話したくないわ。』
03713:37:020:12『その日は私の誕生日で 家で食事をすることになってた。
プレゼントをもらったけど気に入らなくて。』
03813:37:170:18『口論の理由はプレゼントじゃなくて前々からたまってたことよ。
彼は鏡をくれた。彼自身が彫刻を施して 物語のお姫様が持って
いそうな鏡を 特別に作ってくれた。』
03913:37:390:19『10年夫婦でいれば いろいろとたまるものもあるわ。
彼は性格がいいから なんとかなだめようとしてたけど
逆効果だった。普段はあんな風に 直接言い合うことはないんだけど。』
04013:38:070:02『私たちのこと?』
04113:38:130:08『そう? 17の時に一緒にガラス屋で働いて知り合ったの。』
04213:38:240:29『学生の時にアルバイトとして働いていたの。
父も母も以前はあの店で働いたことがあったから
家族の伝統みたいな感じ。書類を整理したり 領収書をタイプしたり
悪くない仕事だった。内気だったからレジの仕事なんかは
向かなかったし。』
04313:38:560:23『彼も内気だったわ。だから友達に仲介してもらったの
。最初のデートはオデオン座で映画を見た。
「卒業白書」をね。サイモンがチョコバーを買ってくれたんだけど
歯にチョコがつくことが怖くて…』
04413:39:220:11『妊娠したの。お互いの両親が話し合い
2人を結婚させようという話になった。』
04513:39:370:36『そうとも言えるかもしれないけど私たちはとても幸せだったわ。
素敵な結婚式で 「カムバック・アンド・ステイ」にあわせて踊ったの
。私が曲を選び 2人で踊った初めてのダンスだった。
ひどい出来立ったと思うけど楽しかったわ。
その瞬間は世界に私たち2人しかいないような気がした。』
04613:40:160:16『結婚式の夜はブライトンのホテルに泊まった。
赤ちゃんのために倹約してたけど その日は2人きりで開放感を
味わえたわ。それ以来 旅行が習慣になったの。』
04713:40:360:25『部屋を借りるお金はなかった。サイモンは学校をやめて
ガラス屋の社員になったの。彼の両親が空いている部屋に
住まわせてくれて 赤ちゃんのための部屋も用意されてたわ。
希望に満ちた時期だったわね。』
04813:41:050:14『いいえ。妊娠8ヵ月で流産したの。それから数ヵ月後に
サイモンの両親の家を出たわ。』
04913:41:220:12『そして両親が亡くなったの。人生最悪の年だったわ。
流産した上に両親が亡くなって。』
05013:41:370:13『その時は食中毒が原因だって言われた。
自分が家に残っていれば 何かできたんじゃないかって。
すごく自分を責めたわ。』
05113:41:540:28『ええ。両親から相続したのでサイモンと一緒に移り住んだの。
まるで妊娠前の自分に戻ったみたいだった。屋根裏には懐かしい
人形の家も残ってるし 引越してすぐに改装をしたんだけど
両親の部屋で寝れるようになるまでは数年かかったわ。』
05213:42:250:28『家計のためにも 仕事はしていたわ。ダグに給食を作る仕事を
紹介されて 料理は下手でも食中毒さえ起こさなければ
いいって言われた。サイモンとの生活はいつもそんな感じで
常に両親の干渉が入り続けていたの。』
05313:42:560:14『わからないわ。帰宅途中に何かあったとしか…
電話すらないし 本当に何がどうなってるのか…』
05413:43:140:16『わからないわ。「ザ・ロック」の人たちには聞いたみた?
誰かが行き先について知ってるかも。
可能性はいろいろ考えられるわ。』
05513:43:330:13『いいえ サイモンはみんなから好かれてたわ。
彼は誰に対しても優しかったし 私のことも愛してた。』
05613:43:500:07『指紋をとるのは初めてね。火傷のあとがあるけど…』
05713:44:000:08『いいわ。血液を提供するのは初めてじゃないし。』
No.時刻長さスクリプト
05820:52:130:05『さっき もうひとりの刑事さんにお願いしたわ。』
05920:52:210:05『美味しかったわ。ブラックで濃いのが好きだから。』
06020:52:300:30『こんなことが起こるなんて… 血が… 人生最悪の経験。』
06120:52:460:22『アザ? 代謝がいいからすぐ消えちゃうの。
話せることはすべてもうひとりの刑事さんに話したわ。
死体を見つけて… それで…』
06220:53:120:11『殺人だと思う? やっぱりそうよね。私はどうすれば?』
06320:53:261:13『夕食の後にサイモンの両親と電話で話して ふと思い出したの。
多分彼のお母さんが昔の話を… 一緒に住んでた時のことや
赤ちゃんのことなんかを 話したせいだと思う。地下室に結局
使う事のなかった子供用品を入れた箱が置いてあったんだけど
1週間前に見た時に 箱の位置がいつもと違っていたってことを
思い出したの。背筋に冷たいものが走って 灯りを持って地下に降り
ごみ袋を見つけた。中に死体が入ってた。私は叫び声をあげ
警察に電話したの。』
06420:54:420:38『彼の死体… 現実とは思えなくて… のどを…
切り裂かれたようだった。眼鏡はかけてなかった。
度の厚い眼鏡を持っているんだけど…かけてなかった。』
06520:55:230:36『いいえ。不自然な点ばかり。あの袋は… 多分キッチンに
あったものだと思う。地下室は物置と化してて ほとんど
立ち入らなかった。父は昔 キノコを栽培してたけど。
袋はガムテープで止められてたわ。多分私たちのものだと思う。』
06620:56:040:07『家にはいなかったわ。』
06720:56:140:21『金曜の夜はずっと出かけてた。口論のあと サイモンが
出て行って私も出て行った。とにかく家を離れたくて
車に乗り込んだの。』
06820:56:380:23『車に乗って 走り出したの。とにかく遠くに行きたくて
ひらすら北に向かって走った。そして気づいたら
グラスゴーまで来てたの。すごく疲れて… とにかく眠りたかった。』
06920:57:040:32『土曜日に戻ってきたわ。数時間車で寝て 起きてそのまま
戻ってきた。サイモンから連絡はなかったけど仲直りしたくて。
でも家に着いてもサイモンは戻ってなくて それで…
ごめんなさい。容器ある?』
07020:57:400:17『ええ 大丈夫。もう平気よ。時折起きるの。
妊娠してるから。つわりがあるの。』
07120:58:000:11『ええ… そうね。私の誕生日に教えたわ。
妊娠してることを。』
07220:58:140:20『そうね 彼は驚いたと思う。もう駄目だと思ってたから。
でも実際彼は… 私も産むべきかどうか 決めかねてて
話すことにもためらいがあった。』
07320:58:380:04『すでに日付が変わって 土曜日になってたわ。』
07420:58:460:08『車を止めて 眠ったの。道路のすぐ脇でね。すごく疲れていて。』
07520:58:580:12『向こうを出発したのが大体8時くらいで 家に着いたのが
3時くらいだっと思う。』
07620:59:130:03『自分の夫を殺すとでも?』
07720:59:200:05『つまり… 私を容疑者から除外するために?』
07820:59:290:07『…いいわ 作り話は苦手だけど。』
07920:59:390:17『ええ。少女が窓の外を見てる。悲しそうで…
ここに閉じ込められてる。母親が外に出してくれないから。』
08021:00:000:39『ラプンツェルね。彼女は魔女のゴーテルによって両親から
引き取られ 塔に幽閉されるの。でも王子の子供を妊娠したことで
怒ったゴーテルによって髪の毛を切られる。
…この絵はもう切られた後ね。ラプンツェルは荒野を放浪し
失明した王子と再開する。そして彼女の涙が王子の目を治し
ハッピーエンド。どう?』
08121:43:000:23『ごめんなさい。この絵の感じが 子供の時に好きだった
本に似ていて。おとぎ話が好きで 何度も読んでた。
特にラプンツェルはお気に入りだったの。これカラーの絵もある?』
08221:01:090:06『ええ。物語のように始まりと中身と終わりがある。』
08321:01:180:44『彼女は… ナイフを持ってる。料理を作ってるのね。
自分の夫が好きな料理を。夫は眠っていて彼女は彼を
起こしたくない。彼は病気で だから彼女も悲しそうにしてる。
彼は… 死んでしまうのかな? 結末は… 悲しすぎるわね。
考えたくないわ。』
08421:02:050:23『彼女は… 泣いてるのね。夫が浮気しているのを目撃して
しまったから。でも彼女が見たのは実は夫じゃなくて
彼の弟だったの。だから問題ない。』
08521:02:320:41『彼女は追われてる。何か悪いことをしたんだと思う。
何かのルールを破ったのか あるいはそう思われてるだけで
彼女に非はないのかも。彼女は無実の罪におびえてる。
別の人間に間違えられたのかも。捕まるかどうかは わからない。』
08621:03:170:08『合格かしら?ラプンツェルの話はごめんなさい。
もう一度カードをやる?』
08721:03:280:16『子供の時は本やテレビが好きだった。屋根裏にある人形の
家を使って 2人でお話を考えたりして 遊んだりもしたわ。』
08821:03:470:53『起きた時から?いいわ。サイモンが先に起きていて
誕生日だからってエッグ・ベネディクトを作ってくれた。
その後は2人とも仕事に行った。職場でケーキが出て子供たちが
歌をうたってくれた。家に帰ると 食事が買ってきてあって
サイモンがプレゼントをくれた。その後に赤ちゃんの話をして
口論になった。サイモンが出て行って 私も頭に血が昇って
1人になって考えたかったから 家を出たの。』
08921:04:440:23『ええ グラスゴーに行きとても疲れてたから車を脇に
止めて眠ったの。ごみ収集車の音で起こされて ガソリンを
入れてコーヒーを買い 公衆電話から電話をかけ家に戻った。』
09021:05:100:27『ええ ここを通ったわ。この川を渡って。そして教会が…
ああ これね。”プリンセス・ストリート”っていう看板があって
ああ ここだわ。ここに車を止めたの。』
09121:05:400:27『サイモンの時計だわ。今年になって エリックからもらった
やつよ。結婚記念日のギフトとしてね。センスがいいから
選んだのはダイアンだと思う。この時間… 私はグラスゴーにいたわ。
つまり私は除外ってこと?』
09221:06:110:08『いいえ 私が向こうを出たのは夜の9時頃よ。時間が合わないわ。』
09321:06:230:05『いないと思うわ。あの朝のグラスゴーは閑散としてたから。』
09421:06:320:02『病院に連絡して。』
09521:06:320:36『グラスゴーに着いた時は疲れ切っていて 運転が乱れて
タクシーにぶつかってしまったの。ちょっとこすった
ぐらいだけど。免許を持ってなかったので 向こうはすごく怒ってた。
でも妊娠してるというと 心配されて病院にいくことになった。
異常はなかったけど 病院には記録が残っているはずよ。
車にキズもね。』
09621:07:170:09『これで容疑者から外れるでしょ?同じ時間に私は
グラスゴーにいたんだから。』
09721:07:290:28『怪しまれるかと思ったの。突然そんな遠くに行くなんて
不自然なことだし 隠したのはよくなかったけど夫が
行方不明になった夜に グラスゴーにいたなんて言ったら…
変に混乱させると思って。でも今は事情が違う だって彼は…』
09821:08:020:13『サイモンはみんなに愛されてた。お金持ちだったわけでもないし
本当にわからないわ。』
09921:08:180:14『わからないわ。パブからつけてきた男がいたとか?
でもそんな人を家の中に入れるわけないし…』
10021:08:350:04『ええ 閉めるとロックがかかる仕組みよ。』
10121:08:420:04『そして もうひとつのロックを鍵でするの。』
10221:08:500:06『いいえ そうじゃなくて すでに鍵が開いていたの。』
10321:08:590:18『いいえ ほとんどの窓は締め切った状態よ。夏はすごく
熱がこもるの。ひょっとしたら彼が ドアの鍵を閉め忘れた
のかもしれない。あと裏にネコ用の入口がある。』
10421:09:200:18『以前に両親が ドミノって名前のネコを飼ってたの。
黒地に白模様のネコだった。体が細ければ… ネコ用の
入口でも通り抜けられるかも。』
10521:09:400:24『そうね 庭は全部隣接してるから 私たちの庭まで
たどり着くには… …3つの庭を越える必要があるわ。
目撃者はいないの?庭を通って侵入する者を見た人は?』
10621:10:070:07『家はいつ明け渡してくれるの?服は持ち出したとはいえ…』
10721:10:170:14『鏡?覚えてないわ。確か2階に… 置いたんじゃなかったかな?
それ以来見てないわ。』
10821:10:350:13『サイモンの両親は 来ていいって言ってるけど 今一緒に
いるのは お互いに悲しすぎるから 友達のところに泊まってる。』
No.時刻長さスクリプト
10915:41:120:05『紅茶をいただける? 砂糖はひとつで。』
11015:41:200:48『まあ… なんとかやってるわ。今日家に戻ったけど
あなたたちが家の中を くまなく見たって知ってるから
なんだか妙な気分だった。地下室はまだ見てないわ。
清掃業者がすっかりきれいにしたらしいけど
血が取れない物は捨てたって言ってた。
今はお葬式の日取りを決めるために 検視官の連絡を
待っていることろ。それで?』
11115:42:110:03『指紋が?』
11215:42:180:09『数週間は誰も立ち入らなかったはずよ。3~4週間前に
サイモンの知り合いの水道管工が入ったけど。』
11315:42:310:04『ベッドルームに?』
11415:42:381:04『掃除してるから 週に1回くらいは。前にエレノアが言ってた。
人に聞かれたら週に1回は 掃除してるって答えておけって。
彼女は毎日掃除してたけど 彼女の世代の人は 何食わぬ顔して
それができるの。でもダグに内緒でタバコを吸ってた。
装飾が施された陶器のつぼが 置いてあるんだけど その中に
タバコを入れてた。前回訪ねた時に つぼの中を見たら
新しい箱が入ってたわ。あれだけ長く結婚してても
まだ秘密があるなんてね。』
11515:43:460:09『1週間くらい前かしら。土曜日だっと思う。
週末はそんな感じに大掃除したりするから。』
11615:44:000:09『ええ 掃除したはずよ。シーツも換えたし。
指紋が一杯ついてた?』
11715:44:130:08『私の両親の指紋では?指紋がどれだけ残るのか
知らないけど…』
11815:44:250:04『変だわ。ベッドルームに?』
11915:44:320:11『私はベッドの右側に寝てるわ。扉から見て右側に。
枕が2つあるからわかるわ。』
12015:44:470:03『どんな髪の毛?』
12115:44:530:06『ウィッグ?どういうタイプの?』
12215:45:010:04『いいえ ウィッグなんてつけたことないわ。』
12315:45:090:12『他の物の毛である可能性は? 屋根裏には人形が
一杯あるし。ラプンツェルの人形には長い毛がついてるわ。』
12415:45:241:24『いいわ。まず車を止めたの。混んでたから通りの端のほうに。
ドアをノックしたけど 返事がなかったので 鞄から鍵を
出してまわしてみたら 鍵はすでに開いてることがわかった。
家の中にはサイモンのコートも 靴も見当たらなかった。
呼んでみても返事はなく 彼はいつもキッチンで紅茶を飲んだり
新聞を読んだりするけど そこにも彼の姿はなくてリビングにも
2階のベッドルームにも いなかった。それで彼はいなんだなと
思ったの。シャワーを浴びてる時に電話があったわ。
エリックからだと思う。そしてベッドに横になってるうちに
いつの間にか眠ってしまって 数時間後に起きても まだサイモンが
いなくて前夜からのことを思い出していたら またエリックから
電話がかかってきた。それからダグとエレノアに電話して警察に
行くことにしたの。これでいい?』
12515:46:520:22『ええ これよ。彼が自分で作ったの。こういう装飾とかが
彼は得意で。どこで見つけたの?』
12615:47:180:18『銀箔が? いいえ。これはあえてアンティーク調に
してるのよ。映りはよくないけど 自分の顔が嫌いな人間に
とっては最適の鏡ね。』
12715:47:390:18『彼の服に?おかしな話じゃないわ。彼は自分の手でこの鏡を
作ったから。今ではそんなことする人少ないけど。でも彼は
私のためにこれを作ってくれたの。』
12815:48:000:09『彼ののどに?どうして?』
12915:48:130:04『浮気?サイモンは浮気なんてしないわ。』
13015:48:210:03『いいえ。他の女性なんていなかった。』
13115:48:280:08『うまくいっていたわ。10年以上も夫婦だったから
多少の波はあったけど。』
13215:48:390:11『人の本質は変わらないわ。より自分を濃くするだけ。
サイモンはずっと 私にとっての王子だった。』
13315:48:540:06『性生活について話せっていうの?
プライベートなことでしょ?』
13415:49:030:06『あなたは結婚してる?性生活はどう?』
13515:49:130:04『なるほどね。子供は何人?』
13615:49:200:06『10年経った夫婦としては平均的な性生活だったと思うわ。』
13715:49:300:06『いいえ。サイモンを裏切って浮気したことなんてないわ。』
13815:49:400:09『いいえ。私をどんな女だと思ってるの?
あんな男たちに体を許すわけないでしょ。』
13915:49:520:41『いいえ。彼はパブに行くことが多いから 店の常連と
飲み友達になってるの。たまにエリックとダイアンが家に来て
一緒に食べることもあるわ。ダイアンは料理がうまくて
素材にもこだわるの。前回はサイモンがテレビで見た料理を
作ろうとしたので 私はそれにコメントしたりスーパーに
フェンネルを 買いに行ったりした。フェンネルって食べたことある?』
14015:50:360:10『暴力を?あるわ。
誰だってたまには怒りをぶつけたくなるものでしょ?』
14115:50:490:16『友達のイヴにね。小さい時の友達よ。彼女はいつも男の子に
人気があって 私はそんな彼女をすごく憎んでた。』
14215:51:080:42『ええ けんかしたわ。ある時ビーチでけんかして
イブの顔を水の中に押しつけたの。まわりには誰もいなかった。
彼女の顔を押さえつけながらふいに このまま窒息させて
殺してしまいたいって思った。でもそう思ったのは一瞬で
その後に仲直りしたわ。愛憎混ざった関係だったの。』
14315:51:540:43『警察署に? あるわ 若いころにね。誕生日に家出したの。
ボブ・ディランがロンドンに来てたので 彼のツアーバスに
押し入ろうとしたの。ためてたお金を使って タクシーに
乗ったんだけど その運転手が 私たちが幼すぎることに疑問を
持って 警察に連絡したの。それで結局ポーツマスに連れ戻された。
でも私は責任をすべてイブになすりつけたから
両親からは咎められなかった。』
14415:52:400:03『紅茶をもう一杯もらえる?』
14515:52:470:48『ハナ ハナ ハナ… なぜイヴのことなんか話すの?
可哀想なサイモン…』
14615:53:380:10『砂糖はひとつで。それって録画してるの?』
14715:53:520:41『1984年よ。ひどい年だった。私たちはダグとエレノアと
暮らしてて 赤ちゃんを失い 夏には両親を失った。
すごく暑い夏だったから発見された時 死体は酷い状態だった。
ああいう風に2人でなくなったから 警察がたくさん来たわ。
虫が湧いてたから 法医昆虫学者なんかも来てひどい経験だった。』
14815:54:360:34『食中毒だって言われたわ。父はキノコが好きで自分で
育ててもいたから。それが原因だろうって。ありえないわ。
私に毒キノコの見分け方を教えてくれた父が間違えるなんて
。でも警察は何も疑わなかった。彼らがひとに恨まれる
理由も存在しないって。』
14915:55:130:33『ええ。気分が悪くて2人ともベッドに入ったみたい。
近所の人から連絡があって行ったら寝たまま亡くなってた。
死んでから数日間は誰も気づかなかったの。流産した
すぐあとのことよ。人生最悪の年だった。
結婚の幸せから一気にどん底よ。』
15015:55:490:13『もう子供は産めないって言われたの。
流産した際の合併症の影響で。』
15115:56:060:24『よい母親になれたはずよ。まだ若かったけど なれたと思う。
女の子が生まれる予定で 名前はサラに決めてた。
サイモンは “A-V-A” と書いてエヴァにしたいと言ったけど
私は左右対称の名前にしたくなかったの。』
15215:56:330:13『今は赤ちゃんがすべてよ。
サイモンは死んでしまったけど…私たちの子の中に生き続けるわ。』
15315:56:500:10『いいえ ギターなんて弾かなかったわ。
音楽を聴くのは好きだったけど 音楽的才能はなかったと思う。』
15415:57:030:03『ええ 私のギターよ。』
No.時刻長さスクリプト
15514:20:050:04『ブラックコーヒーで。』
15614:20:121:26『いいわ。まず通りの端のほうに車を止めて
ドアをノックしたけど 返事がなかったから 鞄から鍵を出した。
でもまわしてみたら 鍵はすでに開いてたの。家の中には
サイモンのコートも靴も見当たらなくて 呼んだけど返事は
なくいつも紅茶を飲んだり 新聞を読んだりするキッチンにも
彼の姿はなくて リビングにも2階のベッドルームにも
いなかった。それで彼はいないんだなと思った。シャワーを
浴びてる時に電話があった。多分エリックからね。
それでベッドに横になってるうちにいつの間にか眠ってしまって
数時間後に起きても まだ彼がいなくて 昨夜からのことを
思い出してたら エリックから電話がかかってきてそれから
サイモンの両親に電話して 警察に行くことにした。これでいい?』
15714:21:410:12『ええ 1日に1回はエレノアと話してるわ。
特に話すことがあるわけじゃないけど ただ…』
15814:21:560:07『ええ 大丈夫。』
15914:22:070:14『ああ このタトゥー?自己の証明ってやつかしら。
リンゴと蛇が彫ってあるの。』
16014:22:230:17『8年前くらいかな。自分へのプレゼントとして。
妊娠してても コーヒーはやめられないのよね。1日1杯くらいならいいわよね。』
16114:22:450:02『子供はいるの?』
16214:22:550:08『へえ。可愛くて仕方ないでしょうね。何歳なの?』
16314:23:050:06『お父さんが刑事だなんて素敵よね。』
16414:23:300:39『私たちは17歳だった。素敵な結婚式だったって言われたわ。
写真に写るサイモンはとてもハンサムで 彼の両親が全部
お金を出したの。彼は一人っ子だったし。大急ぎで挙げた
式だったけど 写真からはそんな風に感じないわ。
ダイアナ王妃が着るようなきれいなドレスで花嫁の介添人が
ドレスのトレーンを持ち上げてる写真が残ってるわ。』
16514:24:050:24『彼が初めての人かって?正直に言うわ。最初の人は
彼じゃなくてカールって男よ。地元のバンドのメンバーで
性格は悪かったけどセクシーだった。私たちが15歳の時よ。』
16614:24:410:43『いいえ。私は15歳だったけどカールはたしか17歳だった。
行動に問題はあったけど、私はとにかく彼に夢中で何度も
お酒を飲んでセックスした。教会でしたこともある。
馬鹿よね。その内彼が私たちに飽きたらしく別れることになった。
悲しかったけど…おかげで自分にとって何が一番大切かわかった。
家族よ。』
16714:25:130:13『家族よ。カールと別れてその後も何人かと付き合った
あとにサイモンと出会ったの。』
16814:25:440:43『週末にガラス屋で働いててサイモンもそこでバイトしてたの。
彼の両親とエリックは知り合いだからその関係で雇われたみたい。
サイモンは物静かで他の男の子とは違ってた。
当時から職人ぽくて堅実に物事を進める感じで、意味もなく
騒ぎまわる同年代の子とは一線を画してたわ。それに彼の顔…
まるでおとぎ話に出てくる王子様そのものだった。』
16915:26:160:15『情熱的にだってなり得ると思うわ。でも…それ以上の何かだった。
セックスだけじゃない、何かがあったの。』
17014:26:300:05『浮気をしたことがあるかって?それ昨日も聞いたわよ。』
17114:26:430:14『サイモンは道徳的な人だったわ。誰とでも寝るような
そんな男じゃない。結婚生活をとても大事にしていたし。』
17214:27:060:24『浮気されたことなんてないわ。お互いに相手に対して
忠実だった。人生は大変なことばかりだけど、私たちは
互いに支えあってた。人生はおとぎ話とは違う。
受け入れることも大事。』
17314:27:430:45『どうしてそんなにこだわるの?浮気なんかしてないわよ。
誰かのものを奪ったこともない。サイモンが亡くなり、
私は赤ちゃんと一緒に残されて…なんでそんなことを聞くの?
なんでそんなセックスと浮気にこだわるの?
あなた浮気してるの?だからなの?』
17414:28:210:24『でも奥さんはあなたを殺してないじゃない?たとえ
サイモンが浮気したとしても殺したりなんかしないわ。
私はその時間グラスゴーにいて赤ちゃんの心配をしてたのよ。
彼を愛してたのになぜ殺さなきゃなららいの!』
17514:28:430:10『もうひとりの人物なんて存在しないわ。ブロンドの
ウィッグがなんだっていうの?ネコの入口は調べた?』
17614:28:550:08『頭のおかしな人かもしれないじゃない?
サイモンはみんなに愛されていたわ。』
17714:29:060:06『いいえ。今日はコーヒーはもう十分。
水をちょうだい。』
17814:29:150:07『これ録画してるの?』
17914:29:250:05『録画するなら出演料をいただきたいわね。』
18014:29:320:12『ええ 私よ。でも2月… 数ヶ月前でしょ?
サイモンの殺人となんの関係が?』
18114:29:540:15『わからないわ。何か用事があって急いでてスピードを
出しちゃったのかも。2月の出来事なんて覚えてないわ。』
18214:30:110:11『切符を切られたことは覚えてる。でもサイモンには黙ってたわ。
点が加算されたことも。』
18314:30:260:13『だから何か用事があったのよ。買い物に行ったのかも。
時々運転が荒くなるの。スピード違反で逮捕する?』
18414:30:390:05『なんで6か月前の違反切符にこだわるの?』
18514:30:480:05『複層ガラスに関する会議があったの。
オックスフォードでね。』
18614:30:590:14『ほんとに?会議がないならなぜ彼はオックスフォードへ?
電話で話した時はやることなくて退屈だって言ってたわ。』
18714:31:110:03『ホテルの人がそう言ってるの?』
18814:31:350:35『いいわ あなたの勝ち。告白する。私もいたの。
秘密の週末ってやつ。サイモンは出張として経費を申
請し私も偽名を使って一緒にホテルで過ごしたの。
部屋から出ることなく窓から河が見えて教会の鐘の
音が聞こえてあなたの言う通りロマンチックだったわ。』
18914:32:050:18『死んだ人間には秘密を保持する権利もないって言うの?
経費を使ってオックスフォードでロマンチックな終末を
過ごしたことが 彼が殺された原因だとでも?』
19014:33:352:36『何か弾けって?ギターはそんなうまくないけど。
チューニングは… 大丈夫みたい。伝統的バラードはどう?あなたに合うと思う。

♪♪♪唄♪♪♪
姉妹が海辺を歩いてる おお 風と雨よ
姉は妹を海に押し入れる おお 恐ろしい風と雨よ
2人は船長の息子に恋してる おお 風と雨よ
だけど息子が好きなのは妹だけ おお 恐ろしい風と雨よ
姉は妹に嫉妬する おお 風と雨よ
可愛い顔とブロンドの長い髪
おお 恐ろしい風と雨よ
姉は妹を水に押さえつけ おお 風と雨よ
妹が溺れるのを眺めてる おお 恐ろしい風と雨よ
彼女は浮かび また沈む おお 風と雨よ
やがて船がやって来て おお 恐ろしい風と雨よ
船長の息子が降りてくる おお 風と雨よ
白鳥が泳ぐその横で おお 恐ろしい風と雨よ
♪♪♪唄♪♪♪

このあとは変な展開になるから やめとくわ。』
19114:35:501:48『本当に?わかった。これが残り。

♪♪♪唄♪♪♪
彼女の死体は港に横たえられ おお 風と雨よ
そこにやって来たフィドル奏者 おお 恐ろしい風と雨よ
彼は娘の髪で弦を作った おお 風と雨よ
そう 金色の長い髪で弦を作った おお 恐ろしい風と雨よ
そして彼女の指の骨でペグを作った おお 風と雨よ
そう 指の骨でペグを作った おお 恐ろしい風と雨よ
そして胸の骨でフィドルを作った おお 風と雨よ
その音色は石の心をも貫いたが おお 恐ろしい風と雨よ
そのフィドルが奏でられる音色は 風と雨の音だけ
そう 奏でられる音色は 恐ろしい風と雨の音だけ
♪♪♪唄♪♪♪

歌詞の内容が証拠に使われたりする?』
19214:36:560:17『サイモンとエリックが口論?想像できないわ。
あるとしたら仕事ね。サイモンは完璧主義者だから。
そうね… ダイアンに聞いたら?』
No.時刻長さスクリプト
19314:18:330:04『コーヒーで。ミルクと砂糖も。』
19414:18:480:19『これで呼ばれるのは3日連続ね。あなたが私について
随分いろいろ聞くからダグとエレノアが訝しがってた。
ひょっとして私…容疑者なの?』
19514:19:050:08『でも彼が殺された時私はグラスゴーにいたのよ。
病院には連絡した?』
19614:19:210:17『同じ返答?同じ質問されたら同じことを答えるのは
当然でしょ?何度も何度も振り返って反芻したことだもの。
夫が殺されたのよ。』
19714:19:380:08『双子?冗談でしょ?本気できいてるの。』
19814:19:490:06『ありえないわ。双子?』
19914:20:010:11『あらそう?ならここについてる指紋と比べてみなさいよ。
一致するから。馬鹿じゃないの。』
20014:20:170:14『冗談じゃないわ。帰っていい?それとも私を逮捕する?
弁護士に突っ込まれて笑いものになるのはあなたよ。』
20114:20:330:07『逮捕なんてできないでしょ?ふざけないで。
ドアを開けて!』
No.時刻長さスクリプト
20211:26:05『いい部屋ね。逮捕する時はここに人を呼ぶの?』
20311:26:150:07『ええ。理解してるし 弁護士は必要ないわ。』
20411:26:250:06『ええ。必要ないわ。それで逮捕の理由は?』
20511:26:340:07『私はサイモンを殺してない。あなたは間違ってるわ。』
20611:26:440:04『いいわよ。うそ発見器でもなんでも。』
20711:26:520:05『噓発見器なんて初めて。これ正確なの?』
20811:27:010:07『ええ。名前はハナ・スミス。あ しまった。』
20911:27:120:07『ごめんなさい。ええ 大丈夫。はい。』
21011:27:190:01『はい』
21111:27:240:03『はい』
21211:27:300:01『いいえ』
21311:27:350:01『はい』
21411:27:400:01『はい』
21511:27:450:02『いいえ』
21611:27:510:02『いいえ』
21711:27:560:01『いいえ』
21811:28:110:06『もう外していい?無実だってわかった?』
21911:28:230:10『私の名前?間違えたのはそこだけね。
噓発見器ってすごいわね。』
22011:28:340:06『母親は私をイヴと呼んだ。』
22111:28:450:11『実の母じゃないけど私を育ててくれた人よ。
詳しく聞きたい?まさに現代のおとぎ話よ。』
22211:29:130:39『当時両親がすんでいた家の向かいにフローレンスと
いう助産師がいたの。私とハナは同時に生まれてその
助産師が出産を手伝った。でも私の首にへその緒が巻き
ついていたため助産師は私が死んでいると母に告げたの。
でもそれは嘘だった。すべて彼女の日記に書いてあったわ。
紙の上だと人は饒舌になるのね。』
22311:29:450:18『フローレンスは私を連れて帰った。母は1人の健康な
赤ちゃんを得たことで満足し悲しい記憶を忘れるという
意味でもフローレンスに後始末をまかせたんだと思う。』
22411:30:150:34『私はフローレンスの家で育てられ家の外には出なかった。
助産師が赤ちゃんを抱えていたりおむつを持っていても
誰も怪しまなかったし私にも自覚はなかった。でもいつも
窓から通りの向こうにいる彼女をみてたわ。まるで鏡を
みているようだった。…自分がいるって。』
22511:31:041:01『ええ。最初に対面したときは不思議な感じだった。
2人とも同時に気づいたと思う。それまでもお互いの姿を
見たことはあったけどこの時に本当に理解したの。
自分が見てるのは鏡じゃないって。私はその時5歳で
もう一人の私は誕生日にかぶるパーティ帽子を頭にのせて
私に手を振ってた。それで思ったの。今日は私の誕生日
なんだって。私は手を振り返し…私たちはお互いの動きを
真似るように長い間手を振り合っていた。』
22611:32:010:44『母には髪を伸ばすように言われたけど 私は短くしたかった。
もうひとりの私はいつも髪を短くしていたから。
母にはさみを隠されてもナイフなんかを使って切っていたわ。
もうひとりの私は 外の世界を冒険していたけど 私は家から
出ることを許されなかった。友達は本とテレビ。
テレビが大好きだったけどいつも見れるわけではなかったから
本を読んでることが多かった。』
22711:32:350:19『おとぎ話よ。お姫様や悪い魔女が出てくるようなね。
魔法の鏡や失われた子供たち…自分のことを知る前から
そういう話が好きだったの。』
22811:33:301:24『フローレンスは優しい人だったけどどこか壊れていた。
彼女の日記と一緒に古い新聞や手紙が入った缶も見つけて
彼女の過去を知ったの。でも当時は幼くてよくわかってなくて。
本当の意味を理解したのは大人になってから。彼女は幸せな
家庭を夢見ていたけれど戦争で夫を失って当時の風潮から
再婚することも叶わなかった。信じられない話だけど、
まだ20代だったのに…まあそういう時代だったんでしょうね。
一度結婚したら一生その夫に尽くすっていう。戦争未亡人だった
から戦死者を敬うという意味もあったのかな?あるいは他の
理由もあったのかも。正直わからない。』
22911:34:340:38『いいえ私と彼女だけ。彼らは子供が生まれたらイヴと
名付けようと決めていたらしいの。フローレンスの家計は
必ず最初に女の子が生まれる伝統があったらしくて。
信じられない話よね。みんな私が子供の時に読んで理解した
ことだから間違って解釈してるところもあるかもしれないけど…
記憶なんてあてにならないしね。』
23011:35:090:24『8歳の時に母が死んだの。階段で滑って。不幸な事故。
その時にはもう彼女が実の母でないことはわかってた。
その日私は日記を燃やし家を出て通りの向こうへ歩いていった。』
23111:35:390:29『もうひとりの私に会いたかったの。彼女に触れれば何かが起きて…
ひとつになれると思った。1人の少女に。悪い魔女は死に私は
本来いるべき場所に戻るんだって…』
23211:36:120:24『彼女は窓越しに私を発見し家の中に招き入れた。
そして人形の家なんかが置いてある家の屋根裏に私を隠したの。
そこはハナの遊び場だったから他の誰も立ち入らなかったわ。』
23311:37:021:09『ええ。彼らが人形の家をどうやって手に入れたかは
わからないけど自分で買ったわけではないと思う。
すごく大きかったから屋根裏には分解して運んだんじゃないかしら。
素敵な家だった。壁紙とか小さな家具とか。灯りもついたし。
鏡にベッドふとんに枕もついてた。2人で何時間も遊びながら
そこに住む人物の物語を考えたわ。彼らのパスポートや
日記まで作って詳細な設定を与えたの。一度人形の家の中に
蛾が入り込んだことがあってバタバタと嫌な音を立てた。
なかなか死ななかったので結局アラビアン・ナイトの本を
使って潰したわ。』
234『1人の人間を2人で順番に演じるようになったの。
その日にあった出来事を 日記に記録して。2人で記憶を共有してね。
それからやっていいことと 駄目なことのリストも作った。
2人で1人の人生を共有するのは 簡単ではなかったわ。
現実には起こりえないような 出来事まで想定して
発生時にどう行動するかのルールを設定し それを守ることを
約束し合ったの。』
235『一方が怪我をしたら もう一方にも同じ怪我をさせた。
擦り傷とか 打撲とか。私が歯を失った時は ハナの歯も
同じように抜いたわ。私が恋人のいる男を寝取った時は
次の日にハナがその恋人に殴られて 目にアザを作った。
その夜は私がハナに殴られたわ。
しかもハナは容赦なくて 数日間は目が開けられなかった。
ハナはその後 冷やそうとしてたけど。私たちの体は本当に
同期していて生理のタイミングも一緒だった。
病気にかかるタイミングもね。』
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261『誕生日の日に仕事から帰った彼女は 私のことを話したの。
実は自分には彼の知らない姉妹がいて 彼女は妊娠していて
家に呼びたいと。彼女はすぐに悟った。彼の表情を見て…
すべてを。』
262
263
26412:00:420:47『前に話した通りよ。車に乗ってでかけたわ。
スペアキーを持ってたからそれで北に行った。
離れて考える時間がほしかったの。話したことは全部本当よ。
グラスゴーに着いて… 疲れていてタクシーにぶつかって
赤ちゃんが心配だったから病院に行って問題なくて。
車で眠ってハナに電話したけど出なくて家に戻ることにしたの。
自分にとってはサイモンよりハナの方が大事だって思ったから。』
265
266
26712:03:250:57『彼女は彼を待っていたの。私のウィッグと私の服を着て
私のふりをして。最初は楽しんでいたけど彼が私と一緒に
なりたいと言ってプレゼントを取り出したの。もうひとつの鏡を。
さっき渡したのと同じものを。自分で装飾をこらした鏡を。
彼女は我を失い鏡を破壊した。言い争いになり彼がぶったので
鏡の破片をつかみ腕をふると彼ののどが切り裂かれた。
威嚇のつもりだったのに…』
26812:04:210:49『あっという間だったわ。私たちは暗黙のうちに了解し合った。
大事なのは赤ちゃんでありそのために協力し合うと。
壊れた鏡や 血に染まった服を袋に詰めて部屋をきれいにし
彼を地下室に運んだ。アリバイを証明できることはわかって
いたから一旦自分たちに疑惑を向けさせた上で その疑惑を
粉砕しようと思い まずは死体を隠すことにしたの。
時計は私のアイデアよ。アリバイを確定させるためにね。』
26912:04:540:08『彼女は消えたわ。二度と戻ってこない。』
27012:05:030:04『存在しない者を逮捕できる?』
27112:05:080:21『弁護士と話させてちょうだい。殺人の凶器もなければ
証拠もない。ここで話されていることはみんな…
ただの作り話だもの。』

動画版をまとめました。

アドヴェンチャー好きな方はこちらもおススメです。

スポンサーリンク
雑記ブログは収益化の夢を見るか

コメント