論語|憲問第十四

憲問第十四

【論語】憲問第十四31「賜や賢なるかな、夫れ我は則ち暇あらず」

憲問第十四31「賜也賢乎哉、夫我則不暇」についてです。人を批評する子貢をみて孔子が皮肉を言ったのですね。
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【論語】憲問第十四30「君子の道なる者三あり。我能くする無し」

憲問第十四30「君子道者三、我無能焉」についてです。子罕第九の30と同様ですね。孔子はまだ実践できていないと言ってますが、子貢はそれは謙遜だと言ってます。
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【論語】憲問第十四29「君子は其の言の其の行に過ぐるを恥ず」

憲問第十四29「君子恥其言而過其行」についてです。これも君子論です。言葉が過ぎるのはよくないということですね。言行一致ということでしょう。
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【論語】憲問第十四28「君子は思うこと其の位より出ず」

憲問第十四28「君子思不出其位」についてです。余計なことは考えない、自分の職責だけを全うするのが君子だということですね。
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【論語】憲問第十四27「其の位に在らざれば、其の政を謀らず」

憲問第十四27「不在其位、不謀其政」についてです。至極真っ当なお言葉であります。口は禍の元。余計な口出しは、争いや疑惑の火種になりかねません。
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【論語】憲問第十四26「蘧伯玉、人を孔子に使わす」

憲問第十四26「蘧伯玉使人於孔子」についてです。使いの者の態度をみて立派だと褒めたたえています。こういうところで人を判断しているのですね。
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【論語】憲問第十四25「古の学者は己の為にし、今の学者は人の為にす」

憲問第十四25「古之學者爲己、今之學者爲人」についてです。学ぶことの意義が年代とともに変わってきていると嘆いているのですね。
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【論語】憲問第十四24「君子は上達し、小人は下達す」

憲問第十四24「君子上達、小人下達」についてです。まさにその通りですね。君子と小人の対極は分かり易くていいです。
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【論語】憲問第十四23「欺くこと勿かれ。而して之を犯せ」

憲問第十四23「勿欺也、而犯之」についてです。まぁ嘘をついてはいけないのはその通りでしょう。しかし逆らってまで諫めることが出来るかどうかで、その人の度量が分かりますね。
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【論語】憲問第十四22「陳成子、簡公を弑す」

憲問第十四22「陳成子弑簡公」についてです。穏やかでないですね。謀反を起こした家臣を討伐してくれと願い出たにも関わらず、実権をもたない哀公は、三子といわれる権力者に聞いてみろと。これには孔子も閉口してしまったようですね。
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【論語】憲問第十四21「其れ言の怍じざるは、則ち之を為すや難し」

憲問第十四21「其言之不怍、則爲之也難」についてです。発言した内容には責任が伴います。言葉を発するときには慎重にした方がよいですね。
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【論語】憲問第十四20「子、衛の霊公の無道なるを言う」

憲問第十四20「子言衛霊公之無道也」についてです。適材適所で国をまとめあげていたのですね。君主が無道であっても、臣下がしっかりしていれば国が亡ぶことはないのでしょう。
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【論語】憲問第十四19「公叔文子の臣、大夫僎、文子と同じく公に升す」

憲問第十四19「公叔文子之臣大夫僎」についてです。自分の家臣を同等の地位に推挙するのですからなかなかの好人物ですね。
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【論語】憲問第十四18「子貢曰く、管仲は仁者に非ざるか」

憲問第十四18「子貢曰、管仲非仁者與」についてです。難しい内容ですね。ただ、管仲は正しい行いをしたのだと孔子は言いたかったのでしょう。
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【論語】憲問第十四17「子路曰く、桓公、公子糾を殺す」

憲問第十四17「子路曰、桓公殺公子糾」についてです。歴史背景や人物関係の整理が必要ですが、管仲は仁者であったようですね。
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