2022-09

述而第七

【論語】述而第七29「仁遠からんや。我仁を欲すれば、斯に仁至る」

述而第七29「仁遠乎哉、我欲仁、斯仁至矣」についてです。なるほど、仁は求めれば近くにあるものなのですね。しかし仁の実践は難しいというわけです。
雍也第六

【論語】雍也第六29「中庸の徳たるや、其れ至れるかな」

雍也第六29「中庸之爲徳也、其至矣乎」についてです。中庸とは程よくあるということ。要はバランスが良い状態です。これが一番大事だと言ってますね。
衛霊公第十五

【論語】衛霊公第十五28「衆之を悪むも必ず察し、衆之を好むも必ず察す」

衛霊公第十五28「衆惡之、必察焉、衆好之、必察焉」についてです。自分で確認もせずに大衆に迎合することはよくないということですね。
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憲問第十四

【論語】憲問第十四28「君子は思うこと其の位より出ず」

憲問第十四28「君子思不出其位」についてです。余計なことは考えない、自分の職責だけを全うするのが君子だということですね。
子路第十三

【論語】子路第十三28「何如なるを斯れ之を士と謂うべきか」

子路第十三28「何如斯可謂之士矣」についてです。士の在り方について子路が尋ねています。孔子はどのように答えたのでしょう。
子罕第九

【論語】子罕第九28「忮わず求めず、何を用てか臧かざらん」

子罕第九28「不忮不求、何用不臧」についてです。なかなか奥の深い言葉です。善くないことが起きないことを期待するより、もっと善くあろうと奮闘するのも大事だということですかね。
述而第七

【論語】述而第七28「人、己を潔くして以て進まば、其の潔きに与せん」

述而第七28「人絜己以進、與其絜也」についてです。ガラの悪い土地に居るからといって、そこの人がみな悪い者だと決めつけるのはよくないですね。その中でも一生懸命前に進もうとする人をみて救ってあげようと思うのが仁の心なのでしょう。
雍也第六

【論語】雍也第六28「夫子之に矢いて曰く、予が否らざる所の者は、天之を厭てん」

雍也第六28「夫子矢之曰、予所否者、天厭之」についてです。南子というのは衛霊公の夫人だそうで、あまりお上品な方ではなかったようです。それが子路には気に入らなかったのでしょう。
公冶長第五

【論語】公冶長第五28「十室の邑、必ず忠信丘が如き者あらん」

公冶長第五28「十室之邑、必有忠信如丘者焉」についてです。ちょっと自慢げですね。今風で言うとマウント的な発言でしょうか。まぁそれだけ自信をもって言えることでもあるのでしょうね。
衛霊公第十五

【論語】衛霊公第十五27「巧言は徳を乱る。小を忍びざれば、則ち大謀を乱る」

衛霊公第十五27「巧言亂徳、小不忍、則亂大謀」についてです。巧言は論語の中でも度々出てくる言葉ですね。口先だけ巧みなのでは徳を損なってしまいます。
憲問第十四

【論語】憲問第十四27「其の位に在らざれば、其の政を謀らず」

憲問第十四27「不在其位、不謀其政」についてです。至極真っ当なお言葉であります。口は禍の元。余計な口出しは、争いや疑惑の火種になりかねません。
子路第十三

【論語】子路第十三27「剛毅木訥、仁に近し」

子路第十三27「剛毅木訥、近仁」についてです。剛毅は意志の強さや果敢さ、朴訥は素朴とか寡黙という意味です。そういう人は仁者に近いということですね。
子罕第九

【論語】子罕第九27「敝れたる縕袍を衣、狐貉を衣たる者と立ちて」

子罕第九27「衣敝縕袍、與衣狐貉者立」についてです。中身で勝負ということでしょうね。見習いたいものです。
述而第七

【論語】述而第七27「蓋し知らずして之を作る者あらん。我は是れ無きなり」

述而第七27「蓋有不知而作之者、我無是也」についてです。よく知りもしないことを勝手に吹聴するのはいけませんね。沢山の事を聞き、沢山のものを見て、それらの中から正しい事柄を選んだうえで自らの知識としないとダメです。
雍也第六

【論語】雍也第六27「君子、博く文を学び、之を約するに礼を以てせば」

雍也第六27「君子博学於文、約之以礼」についてです。智・勇のお話ですね。知識を深めて礼に従いそれを実践していく。君子の在り方と言えます。
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