論語|述而第七

論語|述而第七 述而第七

述而第七01~37を紹介します。

述而第七

【論語】述而第七37「子は温にして厲し。威にして猛ならず。恭しくして安し」

述而第七37「子温而厲、威而不猛、恭而安」についてです。孔子の人柄・性格を現わしている章句ですね。その温厚かつ厳格そうな人柄が窺えます。
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【論語】述而第七36「君子は坦として蕩蕩たり、小人は長しなえに戚戚たり」

述而第七36「君子坦蕩蕩、小人長戚戚」についてです。君子と小人の比較シリーズ。落ち着きがないのが小人。のびのびと穏やかなのが君子だそうです。
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【論語】述而第七35「奢れば則ち不孫、倹なれば則ち固なり」

述而第七35「奢則不孫、儉則固」についてです。尊大になるよりは頑固である方がよいと。転じて質素な暮らしがよいということですね。
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【論語】述而第七34「子の疾病す。子路、祷らんと請う」

述而第七34「子疾病、子路請祷」についてです。これはなかなか難しい内容ですね。祈り続けてきたけど病気には勝てなかったよ、という孔子の無念さの表れなのでしょうか。
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【論語】述而第七33「聖と仁との若きは、則ち吾豈に敢えてせんや」

述而第七33「若聖與仁、則吾豈敢」についてです。孔子が求めた聖や仁とは孔子にとっても難しいこと。ただそれを飽くことなく追い求めることはできると言っていますね。弟子たちはそれこそ難しい事だと考えています。
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【論語】述而第七32「君子を行うことは、則ち吾未だ之を得ること有らず」

述而第七32「躬行君子、則吾未之有得」についてです。君子の振る舞いというのは相当に奥が深く実践が難しいのでしょう。
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【論語】述而第七31「子、人と歌いて善ければ、必ず之を返えさしめ」

述而第七31「子與人歌而善、必使反之、而後和之」についてです。そういうこともあるのですね。楽しく歌うことも大事です。
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【論語】述而第七30「陳の司敗問う、昭公は礼を知れるか」

述而第七30「陳司敗問、昭公知禮乎」についてです。これは孔子が間違ったことを言ってしまったということでしょうか。それを指摘されたことを喜んでいるようです。
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【論語】述而第七29「仁遠からんや。我仁を欲すれば、斯に仁至る」

述而第七29「仁遠乎哉、我欲仁、斯仁至矣」についてです。なるほど、仁は求めれば近くにあるものなのですね。しかし仁の実践は難しいというわけです。
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【論語】述而第七28「人、己を潔くして以て進まば、其の潔きに与せん」

述而第七28「人絜己以進、與其絜也」についてです。ガラの悪い土地に居るからといって、そこの人がみな悪い者だと決めつけるのはよくないですね。その中でも一生懸命前に進もうとする人をみて救ってあげようと思うのが仁の心なのでしょう。
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【論語】述而第七27「蓋し知らずして之を作る者あらん。我は是れ無きなり」

述而第七27「蓋有不知而作之者、我無是也」についてです。よく知りもしないことを勝手に吹聴するのはいけませんね。沢山の事を聞き、沢山のものを見て、それらの中から正しい事柄を選んだうえで自らの知識としないとダメです。
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【論語】述而第七26「子、釣りして綱せず。弋して宿を射ず」

述而第七26「子釣而不綱、弋不射宿」についてです。必要な分だけを捕るようにしていたということでしょうかね。過ぎたるは及ばざるが如し。
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【論語】述而第七25「聖人は吾得て之を見ず」

述而第七25「聖人吾不得而見之矣」についてです。長くて少し難しめの章句ですね。恒というのは安定しているとか、心穏やかな人物であることのようです。恒星の恒もこの字ですね。太陽のような存在に近いのでしょうか。
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【論語】述而第七24「子は四を以て教う。文、行、忠、信」

述而第七24「子以四教、文行忠信」についてです。学ぶこと、実行すること、誠実さ、信義を大切にすることが孔子の教えだそうです。
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【論語】述而第七23「吾隠すこと無きのみ」

述而第七23「吾無隱乎爾」についてです。常にありのままで本心を語っていたのが孔子であり、それが孔子たる所以なのですね。
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