2021-11

八佾第三

【論語】八佾第三09「夏の礼は吾れ能くこれを言えども」

八佾第三の09「夏禮吾能言之」についてです。夏や殷のことについてはよく語る事が出来る孔子も、十分な文献が残されていない時代(杞や宋)については語るだけのものがないと言っています。いつの時代も証拠(エビデンス)って大事ですね。
為政第二

【論語】為政第二09「吾れ回と言うこと終日」

為政第二の09「吾與回言終日」についてです。顔回と話した折、なにも発しなかったので愚か者だと思っていた孔子は、彼の生活ぶりを見て考え方が一変したようです。
学而第一

【論語】学而第一09「終りを慎み遠きを追えば」

学而第一の09「愼終追遠、民徳歸厚矣」についてです。ご先祖をちゃんと供養することの大切さ、それを上に立つものが行い民衆を導くことの重要さを曾子が説いています。
子張第十九

【論語】子張第十九08「小人の過ちや必ず文る」

子張第十九の08「小人之過也必文」についてです。子夏の言葉です。小人は必ず自分の過ちを飾ると言っています。確かにその通りですね。
微子第十八

【論語】微子第十八08「其の志を降さず、其の身を辱しめざるは」

微子第十八の08「不降其志、不辱其身」についてです。当時は隠遁生活を送りながらもその名を知られた思想家というのが結構いたようですね。それらの人々を評して言った言葉です。
陽貨第十七

【論語】陽貨第十七08「女六言六蔽を聞けるか」

陽貨第十七の08「女聞六言六蔽矣乎」についてです。孔子が、六つの前言についてそれぞれ弊害があると言っています。子路にその内容を語っています。
季氏第十六

【論語】季氏第十六08「君子に三畏あり」

季氏第十六の08「君子有三畏」についてです。君子が畏れるものが三つあるようです。どのようなものなのでしょう?
衛霊公第十五

【論語】衛霊公第十五08「与に言うべくして之と言わざれば」

衛霊公第十五の08「可與言、而不與之言、失人」についてです。語る事の出来る相手とはしっかり語らないと、相手を失う。語るべきでない相手と語っても無駄である。何とも深い言葉です。
憲問第十四

【論語】憲問第十四08「之を愛して能く労すること勿からんや」

憲問第十四の08「愛之能勿勞乎」についてです。人としての在り方を語った孔子の言葉です。
子路第十三

【論語】子路第十三08「子、衛の公子荊を謂わく、善く室を居る」

子路第十三の08「子謂衛公子荊、善居室」についてです。孔子が衛の公子荊についてその財のなし方を称えています。お金は大事ですね。
顔淵第十二

【論語】顔淵第十二08「君子は質のみ、何ぞ文を以て為さん」

顔淵第十二の08「君子質而已矣、何以文爲」についてです。難しい内容です。
先進第十一

【論語】先進第十一08「子の車以てこれが椁を為らんことを請う」

先進第十一の08「請子之車、以爲之椁」についてです。顔淵の死について語られています。またそれとともに孔子自身の息子が死んだ際に外棺を作ってあげられなかったことも書かれています。
郷党第十

【論語】郷党第十08「食は精を厭わず、膾は細きを厭わず」

郷党第十の08「食不厭精、膾不厭細」についてです。なかなか面白い章句ですね。孔子の普段の生活態度を言っているのでしょうか。論語っていろんな事が書かれていますね。
子罕第九

【論語】子罕第九08「吾知ること有らんや、知ること無きなり」

子罕第九の08「吾有知乎哉、無知也」についてです。本気で教えを乞われたなら、自分が無知であっても丁寧に尽くして応える。人徳のなせる業ですね。
泰伯第八

【論語】泰伯第八08「詩に興り、礼に立ち、楽に成る」

泰伯第八の08「興於詩、立於禮、成於樂」についてです。孔子の時代では漢詩の習いは非常に重要だったようですね。詩文を聞いて奮い立つほどでないと人格者とは言えなかったのでしょう。
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